「プランクは続けているけど、脇腹のたるみが気になる」「くびれを作りたい」——そんな人におすすめなのがサイドプランクです。
通常のプランクが体の前面(腹直筋)を中心に鍛えるのに対し、サイドプランクは体の側面にある腹斜筋を集中的に刺激できます。今回はそのやり方と、きつい人向けの調整方法を解説します。
サイドプランクで鍛えられる筋肉
- 腹斜筋(外腹斜筋・内腹斜筋):わき腹にある筋肉。メインターゲット
- 腹横筋:お腹を内側から支えるインナーマッスル
- 中殿筋:お尻の横にある筋肉。骨盤を安定させる
- 肩まわりの筋肉:体を支えるために働く
腹斜筋を鍛えると、ウエストのラインが引き締まって見えるだけでなく、体をひねる動作や、片側だけに負荷がかかる場面での安定性が上がります。体幹トレーニング入門でも触れましたが、日常生活での姿勢維持にも直結する部位です。
サイドプランクの正しいやり方
- 床に横向きに寝て、下側の肘を肩の真下について上体を支える
- 両足を伸ばして重ね、体が一直線になるように腰を持ち上げる
- 頭・肩・腰・膝・足首が一直線になった状態をキープする
- 上側の手は腰に添えるか、天井に向かって伸ばす
- 30秒キープしたら、反対側も同様に行う
ポイントは「腰を落とさないこと」と「体をねじらないこと」です。鏡があれば横から確認するか、スマホで撮影してチェックすると、自分のフォームのズレがよく分かります。
きつい人向けの調整方法
サイドプランクは通常のプランクより難易度が高めです。30秒キープが難しい場合は、次の方法で負荷を下げましょう。
膝つきサイドプランク
下側の膝を曲げて床につけ、膝から頭までを一直線にします。支点が近くなるぶん、大幅に負荷が下がります。まずはここで30秒×左右2セットを目標にしてください。
時間を短くする
フォームが崩れた状態で長く続けるより、10秒×3回に分ける方が効果的です。正しい姿勢を保てる時間から始めましょう。
慣れてきたら試したいバリエーション
- ヒップリフト:キープ中に腰を上下させて動きを加える
- 足上げ:上側の足を持ち上げて中殿筋への刺激を強める
- ローテーション:上側の手を体の下にくぐらせてひねりを加える
いずれも基本のサイドプランクが安定してから取り入れてください。フォームが固まる前に難易度を上げると、腰を痛める原因になります。筋トレのフォームが大事な理由でも書いた通り、土台を作ることが結局は近道です。
回数・セット数の目安
- 初心者:膝つきで20〜30秒×左右2セット
- 慣れてきたら:30〜45秒×左右2〜3セット
- 上級者:60秒×左右3セット、またはバリエーションを追加
左右均等に行うことが大切です。片側だけ得意でも、弱い側に合わせて回数を揃えると、体のバランスが整います。
よくある間違い
- 腰が落ちている(一番多いミス。お尻を持ち上げる意識を持ちましょう)
- 体が前後にねじれている(正面ではなく真横を向いた姿勢をキープ)
- 肘が肩の真下にない(肩に負担がかかります)
- 呼吸を止めている(自然な呼吸を続けましょう)
特に腰が落ちるのは、キープ時間の後半に起こりがちです。「もう限界」と感じたら無理せず休み、正しい姿勢で再開する方が効果的です。
腹筋を総合的に仕上げるために
サイドプランクは腹斜筋に特化した種目なので、体の前面を鍛えるプランクと組み合わせるのがおすすめです。
腹筋を割ることを目標にしている人は、トレーニングだけでなく食事も重要になります。腹筋を割るには?もあわせて読んでみてください。
道具も広いスペースも不要で、片側30秒から始められます。今日から左右1セットずつ、取り入れてみましょう。

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